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映画「君の名は」 アマチュア無線機が登場します


平成28年9月19日 映画「君の名は」を見てきました。
なんと、分かる人には分かるTS−520+VFO520がリアルに描写されて大写しに。
さらに、FTDX-400やX68000も出てきました。ここらへんに紹介されています。
アマチュア無線とは関係の無い映画ですが、電波ジャックして防災無線に
避難指示を出すという設定です。詳しくは、映画館で。
映画は、映像がすごくきれいで内容も良かったですよ。


映画を見て小説「君の名は」を買ってきました。
普通は、本を読んでから映画を見るのですが原作をどのように映像化したのか
確認してみたいと思います。
さらに、気になるアマチュア無線機ですが、どのように小説で表現されていて
映像化されたのかも確認してみたいと思います。 H28.0.9.22


原作を読みました。読み始めてすぐに、映画とほとんど一緒だと思い、これまでにないくらい
本と映画がほとんど同じだと思いながら読み進めました。ここまで忠実に再現したんだと思っていました。

最後まで読み終わり、解説を読んでびっくり。なんと、小説は、原作ではなかった。!!!

そうなんです。映画を作りながら新海監督が、この小説を書いていったとの事です。
なるほど、そりゃ、映画と同じだわ。しかし、映画の場面を思い出すことが出来て2回楽しめました。
この作品は、映画を見てからだと映画の映像を頭の中で楽しめますね。

そうそう、気になるアマチュア無線の登場シーンですが小説の中には一つもアマチュア無線という
言葉は出てきません。そこには、防災無線の周波数をのっとる設定が出てきます。
防災無線の周波数と放送開始前と終了後に、受信機器の電源を操作する重畳周波数を解明して
防災無線で非難を呼びかけるというところです。

「こんな田舎の防災無線は、伝送周波数と起動用の重畳周波数さえわかりゃ簡単に乗っ取られるでな。
音声に特定の周波数が重ねられとるだけで、スピーカーが作動する仕組みやから」と勅使河原君の言葉です。
全体では、5/252ページを割いて書かれています。

どうして、TS-520やFTDX-400などが映画で再現されたのか知りたいものです。 (2016.10.2)