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リフレクター関係


1.リフレクタサーバ構築と関係機器構築について
   平成30年、2月に入ってホームページを更新できていません。
   きっと何もしていなかったんだろうと思う人もいると思います。(^^;
   しかし、はまり込んでリフレクター関係の設備構築を行っていました。
   DVmegaを購入してリフレクターを利用してから、ちょうど1年経過しました。

   リフレクターとは、インターネット回線を使ってデジタル方式で交信を行う自分で構築できる
   新たなスタイルのVOIP方式のアマチュア無線だと思います。
    D-STARのJARLレピーターが福岡県内でもほとんど使える場所が無い(北九州市はゼロ)なか、
   リフレクターを使えばいろいろと遊べます。
    I-COMがインターネット回線に接続してJARLレピーターにアクセスできるような無線機を発売しましたが、
   レピータ側のCQが聞こえないとか、他局の交信が聞こえないとか今一つ面白くありません。
    リフレクタを使えばそういう課題がクリアできます。また、ワイヤーズXが楽しめるC4FM無線機でもリフレクター
        なら楽しむことができます。また、日本では販売されていないDMR方式の無線機も海外では使って楽しまれている
   ようで奥深い楽しみがあります。
   
   本来であれば、構築の節目、節目でホームページも整理すればよかったのですが
   続けてやることが多すぎて5か月間もそのままでした。(2018.06.24)
   ひととおり落ち着いたのでここいらでこれまでやってきたことをまとめておかないと忘れてしまいそうです。

2.DVMEGAをRaspberry piで動かしFUSIONリフレクタにアクセス
    リフレクターって知っている?とローカル局から聞かれました。
  リフレクターにアクセスするには、OpenspotやDV4mini等があるようですが
  良くわからないと答えたら、JR1OFP鈴木OMのホームページをご紹介頂きました。
  よくよく見るとすごく面白そう。特に、ラズパイでいろいろと遊ばれている。
  最初は、D-STARのネットワークしか使えないのかと思っていたのですが、C4FM機でも遊べるとありました。
  FT-2Dしかもっていないけど使えるならと思い、DVMEGA基板の代行輸入をして頂いている
  JR1OFP 鈴木OMにお願いすることにしました。
  DVMEGA+PCインターフェースをローカル局と申し込み、Raspberry piで動作させましたので
  その経過をとりまとめました。(2017.06.18)
        
3.XLXリフレクタ608を構築
   以前からやってみたかったRaspberry piを使ってXLXリフレクタを構築してみました。
   参考にしたのは、JR1OFP局JN1GUW局のホームページです。
   詳細は、そちらをご覧いただくとしてわかりにくかったったところや
   ポイントとと思われるところを中心に紹介します。(2018.06.24)

4.pi-starを動かす
   リフレクターのアプリケーションソフトは、DVmegaを使用しているとBlueDVが定番です。
   最近、ふとしたことでpi-starという面白そうなアプリケーションソフトとJumbospotを使って
       動かしている局が多いことを知りました。ということでpi-starを動かしてみました。
   なお、pi-starは、DVmegaでも動きます。(2018.06.24)

5.pi-starのSDカードサイズを拡大
   pi-starのイメージをSDカードに焼くと2GBしか利用しません。せっかく、サイズの大きなSDカードを
   利用しているのでサイズ拡大することにします。(2018.06.27)

6.Pi-starバージョンアップとファームウェアアップデート
   pi-staのバージョンアップとファームウェアのアップデートを行います。(2018.06.29)

7.YSF YSF+DMRモードを使う
   pi-straでC4FM機を使い、YSFモードやYSF+DMRモードを使う設定です。
   YSf+DMRでは、C4FM機でDMR機を使っている人と交信ができます。(2018.06.29)

8.DVmegaをGPIOに接続して利用する 1
   DVmegaのファームウェアをRaspberry piにGPIO接続してバージョンアップしました。

  RaspberryPi1B,Pi2Bでは,UART0がGPIOヘッダーに使われています。
    *注:UART( Universal Asynchronous Receiver Transmitter )
     シリアル信号をパラレル信号に変換したり、その逆でパラレル信号を
     シリアル信号に変換したりする通信回路

    Raspberry Pi3B,ZeroWでは,WifiとBluetoothが搭載されたので仕様が変更されています。
   この影響でこれまで簡単だったGPIO接続でBlueDVを使う方法が少し複雑になっています。
   私は、これにはまりGPIO接続でBlueDVが使えるようになるまで10時間くらいかかりました。
   さらに、現在使われているBlueDV-09488-preBETA-Linux.zip 2018-02-23 21:42 2.6Mでは、
   私の環境の場合だけかもしれませんが、BlueDVの設定ファイルを自力で書き換えないと
   ダメなようです。
   ま、使えるので良しとしています。BlueDVのバージョンアップに期待しています。(2018.6.30)

9.DVmegaをGPIOに接続して利用する 2
   DVmegaをRaspberry pi にGPIO接続して、BlueDVを使えるようにしました。(2018.06.30)
   これにより副産物としてDVmega BlueDV装置インターフェースと同じ機能が使えるようになりました。

10.ID-31用アドニスマイク変換コネクタをつくる
   リフレクタを車内から使うのに、すでに設置してあるアドニスのモービルマイクFX-6をID-31Plusで
   使いたいとアドニスの変換コネクタを探したらなんと生産がすでに中止されています。
   なければ作るしかありません。(^^; (2018.06.30)

11.AMABEServerと公開ノード
   リフレクタにアクセスする方法はいろいろあります。
   私も無線機以外でアクセスする方法とアマチュア無線機でも送受信する方法に興味があり
   チャレンジすることにしました。(2018.06.30)

12.JumbospotでDPRS
      Jumbospotを利用してDPRSのI-GATE局を簡単に運用できます。
   つまり、aprs.fiにDPRSのデータを送ることができるのです。
   普通、DPRSのデータをaprs側に流すにはDPRS-IGATEトサーバーが必要ですが
   Jumbospot+pi-starを利用することで簡単にできます。(2018.07.01)

13.IC-9700,IC-705の内蔵GW機能でXLXリフレクターに接続
  2023年3月22日、待ちに待ったIC-9700でもDVレピータモニタ―機能が搭載されたファームウェアが公開されました。
  これにより、DVレピータモニター機能が追加された事でD-STARレピータだけでなく、XLXリフレクタにも出れるように
  なると言うことでしたので早速チャレンジしてみました。
  これまでのターミナルモードから一気にNoraGatewayに近い環境が無線機だけで構築できることになり一気に便利になり
 ました。
  説明にあたっては、IC−9700もIC−705もインターネットに接続していることが前提です。(2023.03.26)