特小レピータ―電源を12Vへ変更
平成28年7月に設置し、3か月程無事に稼働していた上の原仮設特小レピータ―ですが、9月に悪天候が長く続き、
太陽光パネルから充電が不足し、とうとう停止したとJJ6HOI局からSOS。
確認すると充電コントローラ自体が壊れていました。これは、困ったと思い、同じもので再構築しようかと悩んだのですが
JA4FHV局から6V回路は皆さん辞めているみたいとのアドバイス。
こうなれば12V回路で再構築しようと思います。
DJR-20Dは、外部入力はDC4.5VからDC16Vまでと幅広いのですが、12Vを直接入力しても定格電圧は、
DC3.6VからDC6Vです。
つまり、直接入力すればレギュレータで降圧するときに熱になるだけでエネルギーの無駄という事になります。
そうなれば、前段でスイッチング回路で5Vくらいに降圧することで少しでもバッテリー容量を節約したいと思います。
以上の構想をもとに、12Vへ回路を変更することにしました。
まず、太陽光パネルの接続を6Vから12Vへ変更。しっかりとシールが効いているので、あらためてはがすのは大変です。
次は、
小型DC-DCコンバータ可変電源(降圧)を作成。
作成したら、12Vを5Vに降圧するように調整。そのあとは、DJR-20Dに接続できるように電源プラグを接続。
電池は、重くなるので一番小さな
超高耐久型LONG社の密閉型シールドバッテリー2.6Ahを入手。
さらに、
充放電コントローラは信頼性を重視して秋月電子で日本製を購入。
充放電コントローラ購入時に、気を付けないといけないことがあります。それは、常時出力タイプかどうかという事です。
昼間は、充電に特化し夜だけバッテリーから出力させる終夜点灯タイプのコントローラもあります。
私は、最初間違って購入してしまいました。(^^;
組立試験。
バッテリーは、下に置くことにしたので別のBOXに収納。
完成したのでHOI局のご自宅に再度、仮設。
バッテリーは、下に置きました。
さて、このまま耐久試験を継続。本格的設置は、来春かな?
北九州市八幡西区上津役上の原付近に来られたらアクセスしてみてください。
3-A L10-08
2016.12.10
3Wモジュールを5Wモジュールへ変更へ