WSJT-X 1.8.0-rc1が公開されました!
K1JT局が開発していた新しいモードFT8対応のWSJT-Xが2017.7.11に正式リリースされました。
プログラムは、
ここにあります。
FT8は、JT65Aが1回の送信に60秒かかっていたのが15秒となっています。
しかし、13秒くらいでデコードするので、とてもすぐには送信操作に入れそうにないのは私だけだろうか。
そうはいっても、まずは、受信だけでも試してみたいと思ってRaspberry Pi3にインストールしてみました。
詳細方法は、
WSPRnetのページに書かれています。
とりあえず、先にインストールしている1.7をアンインストールします。
sudo apt-get autoremove wsjtx
このコマンドで1.7のソフトをアンインストールしますが、設定ファイルやログファイルは残ります。安心してください。!!
どうしてもログファイルが消えないか心配な方は、先に、コピーしておいても良いかもしれません。
インストール作業です。
先ずは、あたらしいソフトがあるところの公開鍵を設定します。
sudo apt-key adv --recv-keys --keyserver keyserver.ubuntu.com 862549F9
sudo vi /etc/apt/sources.list
sources.listの一番下に下記を追加して保存します。
deb http://ppa.launchpad.net/ki7mt/wsjtx-next/ubuntu trusty main
sudo apt-get update
sudo apt-get install wsjtx
この作業で、1.8.0-rc1がインストールされます。
FT8の周波数は、一部の周波数帯を除きJT65 −2KHzになったそうです。
WSJT-Xのモード切替を行えば、左中央部付近に周波数が表示されますので
無線機をそれに合わせて下さい。
送信されるJA局は、まだ少ないと思います。私も早くFT8や新しいモードを追加申請しなくてはいけないのですが
どういう風に諸元を記載して申請するのか調べないと。(^^; (2017.07.12)
FT8を受信してみました。まだ送信している局は、少ないです。