OLEDモニターにIPアドレスとMyCALLサインを表示する U
NoraGatewayをinstallするには、OSに直接インストールする方法とJR1OFP局が
作成してくれるイメージファイルを焼く方法があります。
JumboSpotのOLEDに接続時のコールサインとIPアドレスを表示させます。
これについては、すでに方法を掲載したのですが,
これまでの方法でOLEDに表示させようとするとうまくいきませんでしたので
久しぶりに格闘しましたのでその経過をまとめておきます。
おそらく、pythonのバージョンが上がった関係だろうと推察します。(2022.01.15)
なお、変更点を中心に記載しますので私が
前回掲載したページも確認しながら対応してください。
1.
JR1OFP局の最新版のNoraGatewayのプログラムイメージをインストール
2022.01.15現在
NoraGateway_v0.1.6a-PR12_HOTSPOT_V3.13.zip
pi@raspberrypi:~ $ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Raspbian
Description: Raspbian GNU/Linux 10 (buster)
Release: 10
Codename: buster
単体で動くことを確認してください。
2 .OLED表示用のプログラムのインストール
JR1OFP局作成のイメージファイルで起動した場合、SDカードがマウントされないので
書き込みができるようにします。
sudo mount / -o remount,rw
まず、OSを最新の状態にします。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
(1)OLEDを利用するためi2cの有効化
sudo raspi-config
Interfacing Options Configure connections to peripherals
P5 I2C Enable/Disable automatic loading of I2C kernel module
The ARM I2C interface is enabledとします
reboot
再起動したら必ずSDカードをマウントして書き込みを可能とします。
sudo mount / -o remount,rw
(2) JumboSpotカードが認識しているのを確認します。
sudo i2cdetect -y 1
PiOLEDのアドレス0x3cが表示されたのを確認します
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 a b c d e f
00: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
10: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
20: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
30: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 3c -- -- --
40: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
50: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
60: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
70: -- -- -- -- -- -- -- --
3.GPIO,Python関係ライブラリーのインストール
sudo apt-get install python-smbus
sudo apt-get -y install python-dev
sudo apt-get -y install python-pip
sudo apt-get -y install python3-dev
sudo apt-get -y install python3-pip
sudo python -m pip install --upgrade pip setuptools wheel
git clone https://github.com/adafruit/Adafruit_Python_SSD1306.git
cd Adafruit_Python_SSD1306
sudo python setup.py install
sudo apt-get install python-pil
sudo pip install RPi.GPIO
上記操作で必要なプログラムがインストールできました。
4.各種設定
私の前回紹介したOLEDモニターにIPアドレスとMyCALLサインを表示するの
2.フォントを変更して表示内容も変更部分を参考に対応を行ってください。
一部変更したところだけ掲載しておきます。
stats.pyの中でIPアドレスとコールサインと表示される行を
3ドット下げました。
変更箇所 draw.text((x, top+3) => draw.text((x, top+8)
変更箇所 draw.text((x, top+17) => draw.text((x, top+20),
変更前
# Write two lines of text.
draw.text((x, top+3), "IP: " + str(IP), font=font, fill=255)
# draw.text((x, top+16), str(CPU), font=font, fill=255)
# draw.text((x, top), str(MemUsage), font=font, fill=255)
draw.text((x, top+17), u' J R 6 P U E', font=font, fill=255)
変更後
# Write two lines of text.
draw.text((x, top+8), "IP: " + str(IP), font=font, fill=255)
# draw.text((x, top+8), str(CPU), font=font, fill=255)
# draw.text((x, top+16), str(MemUsage), font=font, fill=255)
draw.text((x, top+20), u' J G 6 Y J E', font=font, fill=255)
crontabを起動するときに使用できるエディタの種類が3つに変更されています。
使い慣れたものをお使いください。
crontab -e
とすると下記画面になります。
no crontab for pi - using an empty one
Select an editor. To change later, run 'select-editor'.
1. /bin/nano <---- easiest
2. /usr/bin/vim.tiny
3. /bin/ed
Choose 1-3 [1]:
やはり、OLED画面には何か表示がある方が良いですね。