XASTIRをインストール
  
  XASTIRのインストールにあたって参考にしたページです。
  設定等の詳細は、こちらをご覧ください。大変勉強になりました。
  
  ただ、先ほどのページが書かれた時期が少し前であるのとxastirのバージョンが古いので
  難しく感じるかもしれません。最近は、パッケージでインストールできるので、だいぶ簡単になっています。
  
  私がインストールするにあたり、分かりづらかったところ等をベースに
  以下にまとめています。
  
  Raspberry Piには、パッケージがあるのでインストールは簡単。
  $sudo apt-get install xastir
  
  raspberry pi のパッケージでは、2.0.0がインストールされます。(2014.12) 
  ソースコードの
最新バージョンは、2.0.8です。(2016.8.28現在)
  
  X-Windowsを立ち上げて、ターミナルからコマンド入力。
  xastir で起動します。
  
  
最初の起動時には、Configure  Station 画面が出るので自局を設定する。
  
  (1)自局のコールサイン、位置を入力します。
   XASTIRの位置情報は、世界測地系10進法で入力する必要があります。
   ここのホームページを活用すると直接自局の位置を世界測地系 10進法で確認できます。
  
   (2)Station Symbolを入力します。
    Symbolの横のSelect ボタンを押すと下記のシンボルマークが出てきます。
  
  (2)Station Symbolを入力します。
    Symbolの横のSelect ボタンを押すと下記のシンボルマークが出てきます。
   何処を探しても入力したいデジ局、I-GATE局がありません。
  symbolについては、ここらあたりに解説があります。
  一番、近い、シンボルを入れておくか。しかし、そういうわけにはいきません。
  xastirのホームページにあるsymbolの解説はここに書いてあります。
  しかし、ここにもお目当てのsymbol tableはありません。
  他を探すとここに、こう言う解説があります。
  探していたsymbolは、2つのコードを組み合わせると次のようになります。
  
  GATEWAYS: #&
  /& = HF Gateway  <= the original primary table definition
  I& = Igate Generic (please use more specific overlay)
  R& = Receive only IGate (do not send msgs back to RF)
  T& = TX igate with path set to 1 hop only)
  2& = TX igate with path set to 2 hops (not generally good idea)
  
  I&は、分かったけどどうすれば?????
  
  最初、xastirの設定ファイルのsymbol設定(xastir.cnf)に直接書いてみましたがダメでした。
  home/pi/.xastir/config/xastir.cnf
  これは、2つのコードは通さないので新しいxastirをコンパイルしてインストールすればシンボルが
  新しくなっているかもと勝手に思いましたが、raspberry piでは、エラーが出て最新バージョンの
  2.0.6のコンパイルができません。
  色々さがしても他のディストリビュージョンの解説はありますが、ARMは、パッケージを使えとあるだけです。
  そんな時、JI6FPP局からOVERLAYとの組み合わせで出来るのでは?とアドバイスを受けました。
  
  先ほどの、解説をよくよく読むと書いてある。(^_^)
  
  OVERLAY and EXTENSION TABLES in APRS 1.2      28 Aug 2014
  つまり、OVERLAYとEXTENSIONを使うという事らしい。 (^^;
  
  何処を探しても入力したいデジ局、I-GATE局がありません。
  symbolについては、ここらあたりに解説があります。
  一番、近い、シンボルを入れておくか。しかし、そういうわけにはいきません。
  xastirのホームページにあるsymbolの解説はここに書いてあります。
  しかし、ここにもお目当てのsymbol tableはありません。
  他を探すとここに、こう言う解説があります。
  探していたsymbolは、2つのコードを組み合わせると次のようになります。
  
  GATEWAYS: #&
  /& = HF Gateway  <= the original primary table definition
  I& = Igate Generic (please use more specific overlay)
  R& = Receive only IGate (do not send msgs back to RF)
  T& = TX igate with path set to 1 hop only)
  2& = TX igate with path set to 2 hops (not generally good idea)
  
  I&は、分かったけどどうすれば?????
  
  最初、xastirの設定ファイルのsymbol設定(xastir.cnf)に直接書いてみましたがダメでした。
  home/pi/.xastir/config/xastir.cnf
  これは、2つのコードは通さないので新しいxastirをコンパイルしてインストールすればシンボルが
  新しくなっているかもと勝手に思いましたが、raspberry piでは、エラーが出て最新バージョンの
  2.0.6のコンパイルができません。
  色々さがしても他のディストリビュージョンの解説はありますが、ARMは、パッケージを使えとあるだけです。
  そんな時、JI6FPP局からOVERLAYとの組み合わせで出来るのでは?とアドバイスを受けました。
  
  先ほどの、解説をよくよく読むと書いてある。(^_^)
  
  OVERLAY and EXTENSION TABLES in APRS 1.2      28 Aug 2014
  つまり、OVERLAYとEXTENSIONを使うという事らしい。 (^^;
  
   ここに、Iと&を入れます。なお、書き込みは、マウスで選択してBackspace-keyで、削除してから記入しないとだめです。
  
  すると、めでたく下記となります。 シンボルマーク変更だけで、数時間悩んだぞ。
  
  ここに、Iと&を入れます。なお、書き込みは、マウスで選択してBackspace-keyで、削除してから記入しないとだめです。
  
  すると、めでたく下記となります。 シンボルマーク変更だけで、数時間悩んだぞ。
   (3)PHGRの設定です。詳細は、http://aprs.xii.jp/aprs/phgr.html
  
  
  (3)PHGRの設定です。詳細は、http://aprs.xii.jp/aprs/phgr.html
  
   
  
  ここを設定したら、File ->Configure->Save Config Now! クリック(保存しないと再度設定するはめに)
  
  (4)地図設定
  デフォルトの世界地図がでるまで最初は時間がかかる。
  世界地図が出て自局が確認できたらOK
  次に詳細地図を設定。
  
  Map -> MapChoserで下記画面
    Online/OSM_tiled_mapik.geoを選択してOK
    地図をオンラインでダウンロードするので少し時間がかかる。
    地図が出てきたら、
  File ->Configure->Save Config Now! クリック(保存しないと再度設定するはめに)  
 
  
  
  地図が出たら、画面上で右クリック。Zoom LevelでLevelを選択。
  最初は、Level 1024くらいから。
  見たいところは、矢印キーで調整
  
  

             ↓
  
 
  
  
  (5)TNC接続設定
  ここでは、とりあえず通常のTNC22を接続する設定。KISSモードの場合は別途。
  Interface -> Interface Contorl
  Serial TNCを選択 Addで追加
  
  
 
  
  
   
  
  IGate Optionは、あとから設定。とりあえず、許可しない設定。
  OKでTNCが追加。StartでTNCとxastirが接続される。
  
 
  
  この設定で、TNCに音声入力だけ入れてとりあえず受信をしてみます。
  受信ができていれば、あとは無線機を接続して動作を確認。
  
  
  (6)I-GATE設定
  
  Interface > Interface ControlからAddで追加
  
  

  Internet Server設定
  
 
  
  m/200は、200q範囲の受信局をインターネットサーバーへ送る設定。こんなに距離もいらないと思うけど。
  HOST設定は、推奨設定
  Pass-codeは、UI-View32を利用するときに発行してもらう5ケタのコードです。
  
なお、パスコードが発行されていればXASTIRをmakeしたら出来るcallpassというコマンドで5桁の方のコードが出てきます。
  
  $callpass JR6PUE
  
  Serial KISS TNC設定
  
  安定性が良いということなのでKISS-TNCを使う。
  オリジナルROMで、KISS ONでも問題ないのですが、安定性を考えてKISS専用ROMに載せ替えました。
  
  
http://www.ampr.poznan.ws/users/sp3uqs/tnc2/
  
  ここにあったJKISSをROMに焼いてみました。
  JKISS.zipを解凍するとJKISS.DOCとJKISS.ROMができます。JKISS.ROMをJKISS.BINに変更して焼いてください。
  
 
  
   
  
  KISS TNCのConfigure KISS TNCのDigepeatの必要性はRFネットワーク環境をふまえて検討のこと。
  (チェックしなくて基本問題ない)
  
  IGATEには RF->INET と RF<->INET の二種類。
  基本は、RF->INETのみ。
  設定箇所が2箇所あるので,注意。
  私は、File側のConfigure Defaultsチェックが漏れていてしばらく悩みました。
  
   File -> Configure -> Defaults で "Allow RF to Inet traffice ONLY" をチェック
  
  
 
  
  Interface -> Interface Control -> Configure で TNC を選択 -> Properties -> "Allow RF to Inet traffice ONLY" をチェック
  
  
 有効(UP)/無効(DOWN)の制御もこのウインドウで行う。
  
  
  有効(UP)/無効(DOWN)の制御もこのウインドウで行う。起動時にどちらもUPとなっているはず。
  Add済みインターフェースの修正 Interface ControlでDeviceを選択してPropertiesを選択して修正。
  ファイルを設定したらFile ->Configure->Save Config Now! クリック(保存しないと再度設定するはめに) 
  
  
MSGをI-GATE経由で通す(H28.08.28)
  
  MSGを自局のTNCからの範囲だけでなく、I-GATE経由で近くのAPRS局に届けて見たい。
  設定は、下記で良いと思います。という事で、JE6JVD局と実験。
  JE6JVD-10は、飯塚市なので私のところからは、直接波は届きません。
  JR6PUE-7からJE6JVD-10宛てに、MSGを送信。しっかりと、ネット経由で届きました。
  
  JR6PUE-7 <-> RF <-> JR6PUE-10 <-> INET <-> JE6JVD-10
  
  双方向の通信成功です。
  
  なお、設定は下記のとおりです。
  
  Interface -> Interface Control を開きます。
  
  
 
  
  Device 1を選択し、下段にあるPropertiesボタンをクリック
  
  
 
   
  I-Gate Options の Allow RF-> Inet and Inet->RF trafficを選択
  
  一番上にある、Digpeat?が押されていなければ、Inet側から流れてきた位置情報データは、RF側には流れません。
  
  
 
   
  同じ設定がもう一か所あります。たまにやると、こっちを忘れます。実は、しばらく気づかずに試行錯誤しました。(^^;
  
  File -> Configure -> Defaults を選択
  
  
 
   
  I-Gate Options の Allow RF-> Inet and Inet->RF trafifcを選択
  
  
 
                                        
  
  最後に、設定ファイルの保存作業をお忘れなく。
  
File ->Configure->Save Config Now! クリック(保存しないと再度設定するはめに) 
  
  